ともぞう

光の旅人 K-PAXのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

自らを宇宙人だと名乗る男。最初はイカれてると思っていた医師がだんだん本当に宇宙人ではないか?と疑問を抱く。ラストは人間か宇宙人か分からない終わり方。でも、自分は宇宙人だと思う。紫外線が見える、一部の天文学者しか知らない星の軌道を描く、犬と話せる、ベスが消えた…特に前の2つは宇宙人でないと説明が付かないので。文明は進んでいるが絆のないK-PAX星より面倒臭くても絆のある地球の方が良い。そう思わさせてくれるヒューマンドラマ。

〈あらすじ〉
ニューヨークの駅構内。不審な行動を見咎められ警察に連行される謎の男プロート(ケヴィン・スペイシー)。彼は自らを遥か1,000光年彼方のK-PAX星からやって来た異星人だと名乗り精神病院に送られる。プロートの治療に当たるのは精神科のマーク・パウエル医師(ジェフ・ブリッジス)。初めのうちは単なる妄想か虚言と高を括っていたパウエルだったが、その落ち着き払った言動や理路整然とした説明にかすかな疑問を抱き始める。さらに、プロートの存在は他の患者たちにも強い影響を与え、パウエルが治せずにいる患者たちがみるみる回復していく。果たしてプロートは単なる精神異常なのか、それとも本当に異星人なのか?
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