ぱぷぽ

光の旅人 K-PAXのぱぷぽのレビュー・感想・評価

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)
3.5
誰がどこからどう見てもただのケビン・スペイシーが「僕宇宙人、K-PAXって遠い星からきた」って言い張る映画でしたが、なんとも面白かったです。
さすがケビン・スペイシーって感じの映画
どこだよK-PAXって笑

特殊メイクとか何もしてないケビン・スペイシーなのにじわじわ宇宙人に見えてくる不思議
でもどう見てもただのヤバい人なので精神病院に送られるんですが、そこで患者や医師たちとの触れ合いもあり…って感じの映画です。

でもやっぱり話のメインはケビン・スペイシーはK-PAX星人なのか否か!?がメインなので、ハートフルな部分を大きく期待するとコレじゃなかったってなると思います。

『アメリカン・ビューティー』しかり『ユージュアル・サスペクツ』しかりケビン・スペイシー出てるだけで映画としてそれなりに完成してしまう感あるの本当にすごい。
この辺りと比べると『光の旅人 K-PAX』は作品としては地味ですが、ケビン・スペイシーレベルはかなり高い。
バナナを皮ごと食べたり、この星は眩しすぎるとかいってずっとサングラスしてたり不気味なおじさん

K-PAX星人なのか否か!?をメインに話は進みますがハッキリ答えが提示される系のラストではないので、そういうのが嫌な人はいまいちかも知れません。
実は悲しい過去が…!?みたいな展開はありますが。

映画の話し全然しないで、ほぼケビン・スペイシーの話しで終わってしまいました。
でもそのくらいケビン・スペイシー見るための映画です。笑
ストーリーと配役の妙で個人的にはかなり面白かったです
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