ピーナッツバター

この森で、天使はバスを降りたのピーナッツバターのレビュー・感想・評価

3.3
登場人物の生い立ち、人生が凄くしっかり設定されているからそれぞれに色んな観点で感情移入ができる。

小さな街だから、みんな視野が狭くて偏ってる。あと臆病で不器用。でもそれぞれ大切なものがあって、純粋にそれを守りたい一心で。他人を頼るのって難しいけれど、誰かを信じてみることも大切なのかなと思えた。切ないけれど心温まる作品。

起承転結もはっきりしていてシナリオとしてとても見やすく人に勧めやすい。

最後に登場した作文コンテスト優勝者の女の子がハナの元で幸せになってくれたらパーシーはとても喜ぶだろうな。