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夕日と拳銃 日本篇 大陸篇
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『夕日と拳銃 日本篇 大陸篇』に投稿された感想・評価

✔『夕日と拳銃』(2.9p) 及び『のれんと花嫁』(3.1p)『才女気質』(3.1p)▶️▶️

 昭和30年代前半、充実期日本映画の味わいを下からしっかり作ってた、おおらかロマン·大スケール作、下町老舗恋愛模様、ドライ現代化に抗する旧世界体現者、らの安心して楽しめる、映画本来の世界。映画はやはりこう在るべきか、と納得させてく三本を続けて観れる。 
 『~拳銃』。「桃源郷」「王道楽土」構築·建設第一で、満州への、日本軍·中国軍閥·ロシア軍の干渉に対し、蒙古独立に力を貸したのに続き、この地に政治·民族支配と別の理想郷造りだけを·真にロマンと意地の見せつけに、あちこちの勢力にフラフラ身を寄せてるようで、一貫したものがあるのか·単に甘い夢見行動なのかの、伊達伯爵の御曹司が主人公。亡き母の家系の従姉や·殺したヤクザ親分の妹·日中ハーフの親ロシア馬賊の妹らに慕われながらも、子供時代からの躾け役を近しく帯同させながら、不定形も惹き付ける力と理想の可能性を人々に与えてく主人公の、20歳位の大正6年からの15年位の軌跡。なんとも歴史の捉まえがイージーで骨の感じられない作だが、原作檀一雄?、歴史や個別民族性を外した大きな試みだったか、それにしても能天気·責任取り方も、決断も指示も。そして、本来は腰抜けの金日成だけが美化されて、現実的理想像で捉えられてる。
 確かにセットへの夕陽の係り美しく、カメラの縦移動やフォローや上下動も太く力あり、角度やサイズ·切返しも忙しくなく、ブットイ佐伯演出。は悪くはないが、味わいには至らぬ。でもこの曖昧さ·中国意向無視が、娯楽映画の本道からの在り方か。佐伯についても、マキノ裏カード以上に知らねばなるまい。
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 『~花嫁』。番匠というのは長く名前だけよく聞く存在が、やっと最近少しは見知った、安心して自分の時間を預けられるようになった存在。シリーズ好調只中の、今回も東京の老舗の店らと、その内の1つの長崎の元祖の間の、ゴタゴタと親しみ深めが描かれ、これまで観てきた物の僅かな模様替えにしか過ぎないが、土地の空気·風情の描き分け、殊更対立よりも何とかなってくだろうの、90°変よりも斜め変のカット変えと寄り·退き切替と、それに合わせた割りと伸びる力ある、横や廻り込むカメラ移動が、叙述の主体で、実に心地よく、ヤキモキもその一部の定番安定感。キャラクターが持ち場を快振、快打、続きでもり立て、伸び伸び。
 東京の勝手躍進カステラ屋が、夫亡き後を継いだ女社長ゆえ、長崎の元祖存在に気付かずを、たしなめに来られるが、カステラ研究で上京の筈が音楽に嵌ってた元祖の長男を、そのコーラスCのマネージャーが東京店の娘で·恋心も抱いてた事から両家の手打ち·以上の結束へ向かうも、長男が相思相愛は、東京店を支えてた女社長の幼馴染の材木屋の男やもめ社長の娘でこんがらがる。女社長を想うコーラスCの1人、材木屋の番頭と材木屋親戚の料亭の使用人、そして女社長と材木屋社長の仲も絡む。日本映画の名物に近いな。
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 『~気質』。中平の映画術才人ぶりと観客着地踏まえの、両面充たす快作。昔それ程良いプリントでもない時は、映画スタイルの密度·叩き込みと、女主人公の先手次次打ちにく足捌き·家族一族への才気による君臨度が、印象的だったが、改めて見ると、京の街の津々浦々迄続く建込みの美術、それを際立てる俯瞰めや90°·縦図どんでんのキリッと締めと送り出し、の密度·威容には感心も、「おとこはんのおいど叩き、出世と活力保たせてる」メイン·キャラも皆「いんでしまう」当世風には、かなりお馬鹿さんで、あくまでやや張り出し現代風俗活写枠内の、ハラハラよりも、しっかり楽しめる作。映画はこれ(ら)で充分なのだ。カメラワークも俯瞰へ上下移動も含め、横へ+廻るめフォローが、鋭く忙しない才気。
 京都の表具屋の「賢いが、家族の出世·強固化にきつく尻を叩き廻る」女主人が、優秀長男戦死後10余年、次男の嫁取りを名門と仕組んだ筈が、既に相愛の思うにならぬ現代娘、その妹の長女の方は、下宿面倒から追出し計ってた、夫師匠筋の寡婦に、共産化懸念の長男が戻ってきたのと、恋仲に、に悩み、店やってる弟の政界進出や、置屋や飲み屋やってる強か義母や義妹の利用にも、腕振るってたのも、空回りめ·落ち込み権威失ってくる。
東千代之介初の現代劇。華族の暮らしを捨て、満州で張作霖と行動を共にし、馬賊と合流、傷を負い、日本に戻り、再び満州へ。満州国軍少尉として警備司令官として着任。金日成とも知り合うが、軍の理不尽さに抵抗し左遷。佐伯清を見直した面白さ。助監督は村山新治。
東映チャンネル
2017/06