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ミッドナイト・イン・パリのXXXXXのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.0
ウディ・アレンが、オスカーで最優秀脚本賞を受賞した傑作!オーウェン・ウィルソン、キャシー・ベイツ主演!

ハリウッドの人気脚本家のギル。パリへと婚約者のイネスや彼女の両親と、旅行へ訪れる。深夜にベンダーがパリの夜を歩いていると、アンティークカーに誘われる。気がつけば、1920年代のパリへタイムスリップしていた...。

ベル・エポックと呼ばれる、黄金時代のパリへとタイムスリップして、ダリやブニュエル、フィッツジェラルド、ピカソと言った、歴史上の偉人に会い、お互いインスピレーションを与え合うコメディになっています。ギルがブニュエルに、『皆殺しの天使』のアイディアを提供するなんて、まるでウディ版BTTFみたい!

ウディ・アレンらしく、湿っぽさとか感傷的なものは無く、ゴージャスでとてもファニーな作品に仕上がっています。まあ、ウディ・アレンのインテリ自慢や、いつもの業界人の内輪ウケのノリは、少しだけ苦手だけど←

オーウェン・ウィルソンと言うと、ジャッキー・チェンとコンビを組んだ、『シャンハイ・ヌーン』のイメージが強いですが、今作でも軽い演技で楽しませてくれます。
ダリ役をエイドリアン・プロディが演じていたりと、なかなかの豪華キャストで、ウディ・アレンの人脈が、量り知ることが出来ます。主人公の婚約者のレイチェル・マクアダムスが美しい...。僕と同い年です←

オーウェン扮する主人公のギルは、脚本家ながらも小説家を転身する夢を持っており、日常生活にジレンマを感じている役所。
現在に生きていると、過去ばかりに憧れてしまう。何より今を生きるのが大事!
今の若者が90年代を異様に神格化してるけど、実際に体験した人間するからすると、そこまでいい時代では無かったし。笑

コロナのせいで、混迷の2020年代となった今。100年前の時の旅人達は、どう思うんだろう...。人生なんて泡沫の夢。どうせなら楽しまなきゃ損!
ちなみに今作を劇場で見た際に、隣に宮藤官九郎さんにソックリな人がいたんだけど、自分も異世界に迷い込んでいたのだろうか...。
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