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ミッドナイト・イン・パリのharu3uのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

1920年代のパリを敬愛する主人公がタイムスリップし、心酔してやまない作家や芸術家達と巡り合う。真夜中のパリがとびっきりお洒落に描かれています。この設定を、ウディ・アレンが小粋に描いたのなら間違いなく面白い!と思って期待していたのですが…。うーん。
主人公の質の悪いオタクっぷりや甲斐性の無さばかり目立ってしまって、その辺り彼が欠片も反省していないところがどうも気に入りません。
時代を越えて出会う人々が、あまりに簡単に、全面的に主人公を肯定してしまうことにも違和感が。異なる時代を生きるからこその価値観の衝突とか、なかったんでしょうか。小説はヘミングウェイに厳しく添削されるものと思っていたので、拍子抜けでした。
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