Tai

ミッドナイト・イン・パリのTaiのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
3.9
パリが手招く、あの夜へ。

ちょっと自分とは合わないかもしれない…と思っていたウディ・アレン監督作品でしたが、これは好きな作品ですね!観て良かった( ´∀`)b

ハリウッドで映画の脚本家として活躍しているギル。
しかし、脚本よりも小説で売り出したいと処女作を執筆するも行き詰まり中。
そんな時にギルが敬愛する過去の偉人達を数多く生み出したパリへ旅行することに。
ワインに酔いしれ、パリの街を夜中独りで歩いていると、いつの間にかそこは…1920年のパリへ!
まさかのあの偉人達がギルの前に次から次へと現れます!
これは夢か?パリが見せた幻かーー?

とにかくパリという街の素晴らしさを堪能できる作品でしたね!
冒頭の街の風景も1カット1カットが絵画や絵葉書として売られていそうな画で、ただただパリへ行ってみたくなりました。
そして主人公はパリ大好きっ子(おっさん)のギル。もうオープニングでシンクロはバッチリです◎

また、この街が生み出した偉人達に会えるというのが素敵ですよね!
日本で漫画家を目指している人なら〝夜中に池袋からちょっと行った辺りを彷徨ってたらトキワ荘に辿り着いちゃって、当時の漫画家たちが中にいた‼︎〟的なお話ですよね!
すっごいロマンチック!そしてその人達のファンだったらテンション爆上がりですよね!
作中に出てくる偉人達はそれぞれ作品に詳しくなくても名前を知っている人たちばかり。
というか、このビッグネームたちが同じ時に同じ街で生活してたとか、やはりパリという街には何かあるとしか…
もう、このシチュエーションをギルと同じ目線でひたすら楽しむことが出来る素敵な作品でした(*´꒳`*)


いいなー!パリ行ってみたいなー!パリどころか家から出るのが憚られるご時世ですがね!笑
好きな所にふらふらっと行けるようになる日が待ち遠しいですね(^ν^)
Tai

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