なちゅん

プリティ・プリンセスのなちゅんのレビュー・感想・評価

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)
3.6
自分には絶対起こり得ないプリンセスストーリーでも、こんなに泣けてしまうもんかな。

ロクな恋愛経験もなく、映画の中のスターや憧れのミュージシャンに一方的に恋するばかりの人生で、28歳になった今も全然変わらなくて、いつも夢物語ばかり空想して、でも叶うわけがないことは誰よりも1番自分がわかっている。ちゃんと自覚があるからいいでしょって、強がり1/3、本心2/3で生きている。

この映画を見たあとはなんだかそんな自分が悲しくなってしまったな。
冴えないミアも、煌めくプリンセスになったミアも本当に可愛い。プリンセスだろうが一般市民だろうが、芯の強さと気持ちの真っ直ぐさが人を美しくするのだと信じたいし、そうありたいと思う。
(28でダメだから一生だめかも)
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