アイガーサンクション

バンジージャンプするのアイガーサンクションのレビュー・感想・評価

バンジージャンプする(2001年製作の映画)
3.1
イ・ビョンホンが、無垢で野暮ったい学生とクールな大人になった教師を演じ分けていて、時空と性別を超えた純愛が描かれていた。

発想は面白いが、性差別表現がやはり古いので今の視点ならもっと普通に捉えるとすると、ドラマティックにならないのかどうか。

彼らが選ぶバンジージャンプが愛を一般的に受け入れられない末でのものだとすると、それは現代的ではないしもっと違う選択肢のラストがあって良いはず。
生き返るという話だとしても。

もっと男子生徒が男性のままテヒぽっさが表現出来ると面白い。女性性という意味ではなく、一人の人間として。
テヒが待ち合わせに来なかった状況を追体験する構成は悪くはなかったが。

二つの時代の脇のキャラクターが全く違い過ぎるので、同じキャラもいた方が面白い気もする。