このタイトルで内容これなのとってもいいな トリュフォーはずーっと自分事として、興味と信念とに裏打ちされながらいろいろな愛を映画にしてて最高 「ひとりの女の生き方を裁くのでは愛する」って言葉を当ててたのは『私のように〜』の方だったけどこっちにも当てはまる アデル・ユゴーの狂った生き方を否定もせず肯定もせず 接近しすぎず離れすぎずで再構築しててグッド 日記もうわ言も人前で話す言葉もぜんぶ矛盾だらけで恐ろしおもろだけど、ちっとも裁かないのがいい
想い人の婚約相手の父親に会いに行って陳情するシーンなんか激よかった あることないこと並び立ててるだけなのに気づいたらそこに真実が宿ってる 「恋の感情は止められないでしょう？軽蔑してても愛してしまうんです」って涙ぐみながら言うのは本気なんだ アデルが間違ってるんじゃなくて世界が間違ってるんだよね、わかるわかるよ イザベル・アジャーニこれで18歳なの化け物すぎる
急に本贈られて目パチパチしたりサクラがバレてすんってなったりの緩急もよかった もっともったりしてもおかしくないストーリーでちゃんと緩急あってえらい 緩急芸人と呼びたい
