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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

癌の検査結果を待つシャンソン歌手クレオの不安に満ち満ちた17時から18時半にかけての彷徨

黒服に着替えたあたりからよさがちらっと見えてきてヌードモデルの女の子が出てきたところでよさがかなり増して公
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天使の入江(1963年製作の映画)

3.4

最初のカットがなにより飛び抜けてよくて以降これはどういう気持ちで観てたらいいのだろとなるけどトレスポのきもちで観るのがいいのかなと気づきました 最後のBGMで笑い声上がったのがぜんぶだと思う「私が賭博>>続きを読む

ローラ(1961年製作の映画)

4.3

予算の関係でカラーでもミュージカルでもないけど脚本は群を抜いてと言ってもいいくらいよい ローラ、ファムファタールかと思いきや賢く真面目なシングルマザーででもとても美しくセクシーな女性だった そしてセシ>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

カトリーヌ・ドヌーヴがかわいいきれい美しい絵画みたい 色もきれいだしかわいい でもそれ以外のすべての点でロシュフォールのほうが1万倍すき『ローラ』観てそれで宝石商なのねと膝を打ったりがよかった

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.8

ずっとチャーミングで音楽がよすぎる 裏切りも失恋も殺人もぜんぶ大したことなくて愛だけがおおごと 愛がぜんぶ みんなずっと機嫌よくバレエステップで不揃いなダンスを踊っていてカラッと晴れたフランスの夏の日>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.7

もう一回観てもいいな たった一日の物語であること、終わりのお話であることがドランに感じがちなネガを綺麗に打ち消しててよかった 救いはないんじゃなくて続かないだけと思う

日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

3.5

冒頭、美しい脚を持った若い女とふわふわのトイプードルがかつかつとっとこご機嫌に石畳を進んでいく長回し、もうこれだけでかなりグッド 相変わらず性的な描写は一切ないのになんだかずっとむっつり女の肉体を愛し>>続きを読む

私のように美しい娘(1972年製作の映画)

4.2

いえーい最高ってきもちで駆け抜ける98分間 タイトルだけでもう最高だし犯罪小説ぽい枠組みの中で破天荒なあばずれ主人公がえっちな格好でえっちな目に遭いまくりながら強かに駆けずり回っててとてもたのしいとて>>続きを読む

恋のエチュード(1971年製作の映画)

2.9

絵や光はずっと眩しくて美しくて魔法かかってるけど価値観が男のきもち悪さぜんぶってかんじでずっときもかった 途中途中ねてしまったので大きな声では言えないけど 欲望のエチュードに改名しろとおもいました

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

3.7

間の抜けたギャングたちの間の抜けたやりとりがかわいい 本質に迫るような切り口は一切なく犬がしっぽ追っかけてくるくるしてるみたいな忙しさと定型をなぞる美しさと シャルリの顔がよかった なんだか女の子にモ>>続きを読む

冬物語(1991年製作の映画)

3.8

冒頭とラストだけがすべてだったらどんなによかったかと思ってしまう ロメールは大体いつもこころの救済映画と思って観てきたけどこれだけ完全にトラウマスイッチ映画だった 軽やかに爪痕を残していく過去を夢みる>>続きを読む

春のソナタ(1989年製作の映画)

4.6

いくつかの寝床をいくつかの事情と感情によって行き来する女3人と男1人 女2人が哲学を専攻してることもあって会話劇が他作品と比べ格段に凝ってる上に噛み合ってる ギュゲスの指輪や3つのお願いの婉曲さもよい>>続きを読む

恋の秋(1998年製作の映画)

3.6

バカンスでなくても女の子が20代じゃなくてもロメールはロメール 結婚式のパーティというXデーへもたもたと雪崩れこむ中年たちの中学生みたいな裏工作 思わず吹き出しちゃう瞬間の愛おしさ含め『友だちの恋人』>>続きを読む

ミルク(2008年製作の映画)

4.2

ヨーロッパぽい気もイスラム圏ぽい気もアジアぽい気もソ連ぽい気もする不思議なトルコ 砂ぼこりと白い塗り壁とタイルと山脈と草原、青みがかった風景たちと環境音 鳥のさえずり映画と言ってもいい 3部作の2作目>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.8

大きな作品を観たなという感想 4時間切れ目なく観れるの冷静にすごい 闇と風と光がぜんぶのカット隙がなく綺麗だった 小明の羽化する直前みたいな色気 ハニーのチャーミングな顔立ち お父さんの怒号 血がこん>>続きを読む

夏物語(1996年製作の映画)

4.0

‪ちんけな自意識ちんけな会話ちんけな恋、ぜんぶ取るに足らないしなんならいらいらだってするけど 海や太陽や小麦色の肌でぜんぶ最高になっちゃう 幸も不幸もなく夏だけがあるかんじ‬ ぐずついたバカンス かん>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

5.0

映画らしい映画ではないのかもしれないけど観たいものを観たというきもちで本当によかった オールタイムベスト、わたしは『永い言い訳』よりこっちの方が好き 誇張して言えばあっちはジェットコースターこっちはメ>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.8

邦題がクソすぎるけどとにかく観れてよかった イランのことなにも知らなかったけどイランの空気を吸った気分になった それはよくも悪くも とても雄弁な告発映画だけどユーモラスなフェイクドキュメンタリーでもあ>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

夢と退屈とが平等に並んでいてとてもよい 陰影も画角もずっとかっこよくてずっと静かにご機嫌な映画 テレビ観てるシーン映画観てるシーンとてもよかった あとハンバーガー屋さんの彼ら

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.0

全編予告編ってかんじ ぜったいに本質には触れない1時間半 絵はきれいだけど繋ぎ方がめちゃめちゃきもちわるくてそのへんも予告編ぽかった

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.9

カウリスマキ、やったー!ってかんじ ライカとパイナップルと包み紙とてもよかった あと彼らのバラの花束はいつも雑でほんとうによい

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.2

ミツキの顔がよかった いいなと思う要素はいくつかあったけど彼にしかかけられない魔法はなくて気落ち気味

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

ポスターの時点で最高なんだからそりゃ最高でしょってかんじの2次創作 キャスト全員相変わらずよい顔だし音楽は鳴り続けてるし ファンへの目配せに場内みんなで笑うのとても楽しかった ダイアン出てきたの超よか>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.5

スコットランドのここに生まれちまったばっかりに感、テーマとしてめちゃくちゃすきだなってなった 敷かれたレールを走ること 擦り切れるまで見ちゃうのめちゃくちゃわかる、テンポも語りも音楽もずっとよい 全員>>続きを読む

PASSION(2008年製作の映画)

4.6

大事なことが全部夜に起こっててそれがとてもよかった それぞれの夜 20代後半に訪れる(襲いくる?)秘密の夜たち それらが収束するのが明け方というのも実感があるし光や風がよく映えるしでよい 彼の素晴らし>>続きを読む

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

5.0

映画にほしいもの全部ってかんじ ツンドラもアメリカもロードムービーもだいすき カウリスマキの無表情な男たち独特のあのかわいいおかしみがボリューム1000くらいでずっと続くからずっとたのしい あとやっぱ>>続きを読む

バンコクナイツ(2016年製作の映画)

3.3

すごい力作だしいい風いい眺めいい音楽にぐっとくるシーンは多々あるのにどうにも詰めが甘すぎて(というか詰める気がそもないようで)いまいち全力では推せない映画だった イサーンに話が飛んでからは大分よさの連>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます。

カメラワークも展開も子供の遊びか?てかんじだし血か教官の顔映しとけば狂気ってことになるの頭悪い 全体的に頭悪い映画だった デビュー作なのにって付けないと見てられない 音楽が全てなら楽譜誤魔化しちゃだめ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

5.0

こんなに奥行きのある映画そうない 余韻がすごすぎる 映像の美しさが手に負えなくて海のシーン以降ずっと目が潤んでた 美しさとかありきたりな言葉で語りたくはないけど 窓からの光も月の光も海の光もそれらすべ>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます。

予告見てふむ…と思ってたのに加え先のトークショーで湯浅監督が普通は3年かけるところを1年半で強引に仕上げたというのを聞いてもしやと思ってた通りの仕上がり 森見作品というか湯浅作品、しかも意気込みに欠>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.3

100%いい方向に振り切ったおたく映画で超超よかった 潔く簡潔でわかりやすい 異邦人からみたパリ/未来人からみたパリ/宇宙からみたパリがいちばん綺麗っていうのわかりすぎるほどわかるしパリが最高って気持>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます。

その子を死なせちゃだめでしょ〜というやるせなさで完全に意気消沈してしまった JKローリングのだめな部分目白押しってかんじ 誰にどうついて行ったらいいのかもわかりづらいし不親切な脚本と感じた 映像であや>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.0

意欲作だしよく出来てるとは思うけど予想を大きく超えてくるほどではない なにより単純にキャラデザが好みじゃなかった

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

2.8

ふつうにアナが無理だった 無理なキャラが縦横無尽に動き回るのはいいけど最後まで断罪されずに終わるのはほんとうに厳しい 従来のプリンセス像を云々というメッセージはいいけどそのためにこんな意味わからん脚本>>続きを読む

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