クラスメイトの遠藤が気になる桐島
ちょっとしたことで話しかけられたりお昼ご飯一緒に食べたり帰りに寄り道したり
ふたりは少しずつ親しくなっていく
桐島の遠藤への気持ちも大きくなっていく
憧れだったのか、恋愛対象として好きだったのか、それは桐島にもわからないだろう
でも好きという気持ちは本当だった
真っ直ぐな気持ちを向けられる遠藤も、嬉しいけど困惑もしていたんじゃないのかな
だって遠藤はからっぽだから
別の誰かや何かで埋めてごまかしてるだけだから
桐島が見ている私は私じゃないよ
桐島は好きだと言葉にできるし立ちながら泣く
遠藤はキスでごまかすしうずくまって泣く
それでもあの夏はふたりにとってかけがえのない思い出になってほしい
夜明けと自動販売機の光が美しかった
始発のバスに乗るために桐島が遠藤の手を引いて走るふたりの未来はきっと明るい
余談
高校生の頃に映画を色々と観ていた時に特に印象に残っていた作品
内容はほとんど忘れちゃっていたけど海や夜や屋上など好きなものがたくさんあって、好きなものはずっと変わらないんだなぁと思った