前髪メガネ

アバターの前髪メガネのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
3.5
原始的原住民vs文明マウント驕り侵略者

22世紀、人類は希少鉱物を求めて地球から遠く離れた神秘の星パンドラで「アバター・プロジェクト」に着手。「ナヴィ」と呼ばれるパンドラの種族と人間のDNAを組み合わせた肉体=「アバター」を操ることで、人体に有毒な大気の問題をクリアし、鉱物を採掘することが可能になった。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、アバターを通して自由に動き回ることができるようになった。パンドラの地で、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちたジェイクは、パンドラの生命を脅かす自身の任務に次第に疑問を抱くようになり、星の運命を決する選択を迫られていく。

ずっと後回しにしていた本作。
当時観ようかなぁとは思っていたけど予告編や特集などで物語9割を掴めてしまった為まぁその内でいっかぁとなっていた本作。
続編公開するし、、されたし、、されて結構経ったし、、テレビ放送もされたみたいだし、、で漸く13年越しに鑑賞。

映像がとにかく綺麗。Disney+での視聴なのでフルHD画質だったけど鮮やか。たしかアカデミー賞で視覚効果や美術賞獲っていましたよね?

カメラワークも迫力のある画角だったしで時間をかけて作られた事も納得。たしか当時J・キャメロンの撮りたい映像にテクノロジーが追いつけていなかったから公開まで時間がかかったとかだった気がする。だから公開当時は超最新技術を盛りに盛ったと言う事もあり話題だった気がする。

世界観も深みがあってナヴィの文化もしっかりと作り込まれているから物語に奥行きが出ていたと思う。

個人的にはそういった作り込みや映像の効果はありつつも全体のプロットとしてはやはり前もって得ていた知識で想像をしていた域を超えて来なかったなぁ。
スティーブン・ラング演じる軍人の台詞も戦争映画を連想させるような言い回しだったりしたのは良かったし、開発責任者の原住民を小馬鹿にしたような態度も良かった。
ナヴィサイドも地球人サイドにも良い点あったのに、展開にワクワクさせられなかったから162分は長かったかなぁ。

折角アバター観るならウェイ・オブ・ウォーターも観るかなぁとか思っていたけど、やっぱり今回も一旦見送るかも。。

それよりタイタニック3Dリマスターを観たい!!
前髪メガネ

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