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アバターのtmbssのネタバレレビュー・内容・結末

アバター(2009年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【良かった点】
・アバターを介して地球外生物と交渉するというアイデアが面白かった。公開当時はナヴィ族の青いビジュアルにより話題になったと思ってたけど、設定自体が斬新で目を引いたんだなと思う
・足の不自由な主人公が、アバターを介することにより足の自由を噛みしめるシーン。人間の世界よりナヴィ族の世界に肩入れする理由として充分。土の感触を足の裏でしっかり確かめてるシーンが妙にリアルだった
・サングラスのお姉さんが頼もしくてカッコ可愛かった。死んで欲しくなかった
・ラスト、ナヴィ族になった主人公の目のアップで映画が終わる所。第二の生を歩み始める予感をひしひしと感じる、かっこいい演出だった

【気になった点】
・ご都合主義っぽく感じる所が多かった(主人公がトルークマクトになれた理由、ネイティリが人間の呼吸器の使い方を知ってた所、他にも1、2点あった気が)
・人間側が戦争に執着する理由。ナヴィ族の住居の地下にある貴重な資源を狙ってるのはわかる。それが何に活かされるのか、どれほどの利益を人間側にもたらすのか具体的にわからないせいで、なぜボスのおっさんが戦争に執着し、部下も従うのか理解できなかった。せっかく戦闘シーンの迫力があるのに、不毛さが拭えなかった。
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