OK牧場の決斗で有名なワープ兄弟とドク・ホリデイの絆と活躍を描いた西部劇。
カート・ラッセルが主演、ダナ・デラニーがヒロインを演じ、ヴァル・キルマー、サム・エリオット、ビル・パクストン、パワーズ・ブース、マイケル・ビーン、チャールトン・ヘストンらが共演。
元保安官のワイアット・アープ（カート・ラッセル）は、アヘン中毒の妻（ダナ・ウィーラー・ニコルソン）とともに余生を平和に過ごすため、兄弟が住むトゥームストーンにやって来た。そこで兄のヴァージル（サム・エリオット）夫妻、弟のモーガン（ビル・パクストン）夫妻、結核に罹ったギャンブル好きの旧友ドク・ホリデイ（ヴァル・キルマー）と再開する。そんな折、ワイアットは舞台女優ジョセフィーヌ（ダナ・デラニー）と知り合い、彼女の生き方に好感を抱く。一方、トゥームストーンはカーリー・ビル（パワーズ・ブース）、ジョニー・リンゴ（マイケル・ビーン）、クラントン兄弟らの無法者集団カウボーイズが好き勝手にふるまっていた。ある日、カーリー・ビルが酒に酔って老齢の保安官を撃ち殺す事件が起きる。ヴァージルとモーガンは、ワイアットが反対しているのにも関わらず町の治安を守るために保安官となるが....
ワイアット・アープとドク・ホリデイの友情と絆をベースに復讐劇が繰り広げられ、OK牧場の決斗、ヴァージル・アープ闇討事件、モーガン・アープ殺害事件、ツーソン駅構内でのワイアットによるフランク・スティルウェル殺害事件、アイアン・スプリングスでのカーリービル一味の待ち伏せ事件、オークグローブでのリンゴとドク・ホリディの決闘などが史実をもとに描かれている。
アープ派とクラントン派がそれぞれ保安官バッジを付けて対立したり、ワイアットの奥さんがアヘン中毒だったなどの意外な事実や、ワイアットが舞台女優と恋に落ちるロマンスも味わえる。
「踊っていただけますか？ダンスの後はルーム・サービスだ」
2024.3 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：武満眞樹 訳）
2020.11 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替）
