ハレルヤ

暗殺の森のハレルヤのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.5
少年時代に同性愛者の男に襲われて、相手を射殺してしまった恐ろしい過去を抱えたマルチェロ。その悲痛な過去を払拭すべく、ファシズムに傾倒する。そんなある日マルチェロに巡ってきた知らせは自分のかつての恩師である教授を殺害する命令だったサスペンス映画。

ベルナルド・ベルトルッチ監督作。ジャン=ルイ・トランティニャン主演。かなり期待していた一作。平均点がかなり高い作品ですが、残念ながら個人的には言うほど面白くはありませんでした。

映像の美しさ、センスある音楽などそういった点では及第点。ただ体調が良くない状態で見たのがダメだったのか、全体的には物語の筋をちゃんと捉えきれないまま。

だからレビュー書くのにも色々と悩みましたが、ただ言える事は他の映画とは違う不思議な余韻が残るという事。監督の作品が好きな方なら一見の価値はあると思います。
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