おかだたろう

暗殺の森のおかだたろうのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
4.2
物語が進むにつれ面白さが増してきた。
最初から映像や画角が芸術的で綺麗。
政治的な概念があるので出だしは少し内容難しく思った
とはいえシンプルな物語でもある。

ファシストの集まりみたいな中でも地位がある(と思われる)主人公マルチェロは上の命令で反ファシスト派の人物を監視し暗殺せよと命じられる

時系列がバラバラに描かれたりもしててそこも映画のミソでありました。

人は大衆の人と同じでありたいという根底のテーマがあった気がする🤔
その為には身近な人を平然と裏切る行為もする…みたいな

マルチェロはごくごく普通の人、優柔不断な男ゆえに観たものの共感を得られやすい、現実の社会にもこんな人いるよなぁみたいに思った
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