もこ

暗殺の森のもこのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.5
え……めちゃんこむずいんですけど……言ってること何も理解できなかったんですけど……。ということで内容は意味わかんなかったのでとにかく主人公のマルチェロがムカつく、いけ好かない奴だった、という感想しか出てこない。あんな暗殺の仕方ある?効率が悪すぎるし目立ちすぎるし犠牲を増やしてどうするんだ。何だあいつ。
しかも自分の意思や考え方よりも「自分がいかに正常なのか」を証明する方が大切だから芯がない。そんな自分の歪んだ考えのもとになったトラウマも結局よくわからない感じにボヤかされてるし、こいつ何なの?
ファシストで秘密警察に入隊した以上敵対勢力を殺すことはその組織として「普通」のはずなのに、それが出来ないなんて考えなしだし、多数派に迎合したいくせにそのための努力は出来ないなんてそれこそ卑怯だろ。その割に母親の愛人を部下に殺させているし、こいつはただただ自分勝手なだけじゃん。何でこんなんと結婚したかったんだよジュリア。
映像も、確かに光の表現は綺麗だったけど、それほどか?という印象。まあ時代的にCGとか今でこそバンバン多用されている特殊技術が無いのにここまでやれたのは凄いというべきか……。
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