Jasminne

暗殺の森のJasminneのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
4.3
きれいな写真を一枚一枚つなげて映画を作った感じ。ベルトルッチは長回ししない人だよね。
思想性ゼロのからっぽな主人公を据えてちゃんとものを考えている人々を周囲に配置している。多数者の中にいたいという願望がファシズムやナチズムにつけ込まれるのだというのは自明のこと。
そういう批判精神もある作品だからただきれいなわけではない。不朽の名作。

2018/06/20再見。新発見はなかったものの見てよかった。家族の団らん、ティータイムにぴったりの作品だ。
Jasminne

Jasminne