みなみ

カンバセーション…盗聴…のみなみのレビュー・感想・評価

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
4.0
盗聴を終えたばかりの男が女の部屋にいるシーン、まるで私たち[鑑賞者]のことを勘付いているかのような男の焦燥。自己言及的であるこの映画はもはや映画の加害に言及している。鑑賞者という映画における神との対峙だ。
屋根のあるがらんどうの空間での男女。反復するカメラワーク。バイクの到着による終着。いいシーンばかり。
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