しりたん

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖のしりたんのレビュー・感想・評価

2.0
原題:THE CRAZIES
本編:103分(disc1)

【備考】
●日本語吹替えあり。TV放送時の吹替えそのまま入ってますが、放送時にカットされていた部分は吹替え入っていません。

軍が特別に作った細菌兵器を乗せた飛行機が墜落してしまい、
その細菌が水に流れ出てしまう。
知らずに水を飲んだ人物は気が狂ってしまい、殺戮や放火などをし始める。軍は感染者を逃がさないために隔離しだす。

ビデオ版ジョージ・A・ロメロの『ドーン・~』(たぶんアルジェント版)の本編終了し、スタッフロール全て流れ終わった後にオマケでついていたジョージ・A・ロメロ作品の予告集で私は初めて この映画の存在を知る。
それから月日が流れ今現在になりやっと観る事が出来ました!
が、物が古すぎるのか・・・。効果音(殴った時の音など)が
入っていないシーンが所々あるので虚しいと感じてしまった。

まあ低予算だからと言ってしまえば、それまでですが、劇中登場する軍隊が持っている銃がオモチャに見えて仕方ないw
マシンガンっぽくない銃なのに連射して発砲しているのが気になりました・・・。
森中でヘリを撃退するのはどんだけ腕利きな主要人物なのだろうかと小一時間。

今作の内容は観る前から知っていました。
大掛かりな軍の動きを皮肉たっぷりに描いてます。
これが素晴らしい。あとは地味ですw
全て観終わってから、一体何が“クレイジー”なのだるか?
っと考えてしまう。人間自体がクレイジー?それとも国?
水を飲んで気がおかしくなった人間は一体なんだったのか?
疑問が残る。“そんなのアリ?!”的なオチですが、私はこのオチに納得した。

細菌を開発(?)していたが町に強制招集された博士は『ドーン・~』で眼帯していた学者役の人です。
TV中継の討論で、生き残っている人間の何割かの肉をゾンビに
与えてはどうか?みたいな発言をしていた学者です。

主要人物の1人でもある娘を連れていた男性。
この人は『死霊のえじき』でバブを飼いならしていたローガン博士役の人でした。若かった!w

カルト品として値段が高いのかな?
レンタル無しで¥5000近いのは高い・・・。
しりたん

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