花椒

お茶漬の味の花椒のレビュー・感想・評価

お茶漬の味(1952年製作の映画)
3.9
鶴田浩二や笠智衆がこんな役で出てるんだ、というのにちょっと驚いた(まあ、若手時代はいろいろな役やっているんだろうけど)

昭和27年作品。新幹線のない時代、名古屋から大阪まで3時間要したらしい。
銀座に路面電車。

今まで観た小津安二郎作品の中で一番いろんなことが起きた😀
小津安二郎初心者にはこれくらいのほうがわかりやすいかと

ある意味、あのこは貴族の記憶が残っているうちにこの作品観れたのは正解だったかと。

この当時だと兄は戦死したというエピソードが普通に出てくることが多い

生まれも育ちも違う二人が見合い結婚して、溝が埋まらないまま過ごしてきたのだが…
花椒

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