このレビューはネタバレを含みます
2016.05.12
自分がどん底にいると感じているときこそどん底映画を。
いままで観ることを後回しにしてきた作品。だって誰に聞いても後味悪いっていうんだもの。
先天性の病気で視力を徐々に失っていくセルマとその息子。
息子に手術を受けさせるために内緒で必死に貯金をしていたが積み重なる不幸でどん底に。
セピア調でもう観るからに悲しくなるような映画、、、
観ていくうちにどんどん救われなくなってくるセルマはどんなどん底の状況にあっても空想のなかでは明るく歌っている。それが余計に悲しくて、、、
またセルマを支える周りの人たちが素晴らしい。あの女看守も最後の最後までセルマを支えていた。
素晴らしいというかすごく考えさせられる映画だとは思うけどもう観たくはないかなあ。