このレビューはネタバレを含みます
やっっっと見た。
途中で何度か停止ボタンを押そうかと思うくらい辛かったけど、セルマにかかる厄災と空想の緩急がつけられているので、最後まで観れた。
意外にもそこまで胸糞にはならなかった。
セルマの意思や選択はある程度の収束先が見えてくるので、その選択した道を第三者として見守っていくような気持ちだった。
刑務所での最後のシーンについて。
抵抗するセルマに哀れみを感じずにはいられず悲憤した。息子を感じ穏やかさを取り戻したセルマの首の骨の音、浮き出る字幕と閉められるカーテンが終劇を突き付けられたようで鳥肌が立った。