ずっと見たかった映画でした。
個人的に最高だったシーンは、
列車を避けながら妄想するミュージカルのシーン。
もう十分過ぎるほど私は見た、目が見えなくなることを分かっているからこその言葉だと感じた。
この話に救いがないことは、ある程度分かっていたのに、ラストの絞首刑のシーンは本当につらかった。
死んだことないから、今から殺されることが分かっていたら怖くてしょうがないと思うんだ。
震えるハンナを励まして、刑務官と一緒に107歩を歩くところは不覚にも泣きそうになった。
吊るされた後の静寂が耳に刺さるラストシーンでした。