腰

ダンサー・イン・ザ・ダークの腰のネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

しんどい映画。1週間くらいかけて見た。
後半にかけてミュージカルが増えていくのが彼女の心情表してて辛い。

盲目的に息子を愛し、自分のエゴを突き通し、いやなことには目を瞑って空想の世界に逃げ込む。身体的にも精神的にも盲目な主人公。
「救いのない映画」と評されているのを目にしたが、周りに恵まれた彼女にはいろんなところに救いがあったと思う。
ただ、彼女自身がそれをはねのけて自分が求める救いにたどり着いた。そして最大の障害である死もミュージカルの力を使って乗り越える。

見ようによってはハッピーエンドってのはわかるけど、こんな映画作るなや…
でも間違いなく名作。見てよかった。2度と見返すことはないでしょう。
腰