シネフィルFUKUHARA

おおかみこどもの雨と雪のシネフィルFUKUHARAのレビュー・感想・評価

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
3.8
時間の経過を上手く表現する中々の感動ファンタジー。
引用↓
今作は「1人の女性が、恋愛・結婚・出産・子育てを通じて成長する姿」と「その子供たちが、誕生から自分の生きる道を見つけて自立する過程」。それは、およそ2時間の映画で13 年間という「時間」を丸ごと描き出すという、アニメーションだからこそ実現可能な試み。その中で人生の様々な局面において、親として、あるいは子として、どのような選択をするのか。そんな誰しもが直面するリアルで普遍的なテーマを、"おおかみおとこ"と人間の間に生まれる≪おおかみこども≫というファンタジックな設定を用いて描く。