このレビューはネタバレを含みます
雪と雨の成長過程と、狼か人間どちらを選ぶのかの対比が良かった！
雪は最初こそ狼寄りだったけど、小学生になって他の子と関わるうちに、周りの反応を見て「これは変かも」と人間寄りに変わっていく様子がリアルだなって思った。
狼の子どもを2人、父親も死んだ後で精神的にも辛いはずなのに1人で育て上げた花は逞しいなと思った。でも雨と別れるシーンは少し寂しさを感じた。いつかまた成長した雪と雨に会えるといいな。
田舎の人々も最初は排他的で距離を置いてる感じだったけど、変に意地悪な人が出てこず、頑張る花をみて手助けをしてくれる温かさがよかった。
特に、幼少期の雪が花に「お散歩」ってわがまま言っているシーンが微笑ましくて好き！
