8さん

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲の8さんのレビュー・感想・評価

4.5
伝説的な傑作スペースオペラ旧3部作の第2弾。

反乱軍のルーク・スカイウォーカーらの攻撃により、巨大要塞デス・スターを失った帝国軍。

しかし、帝国軍の勢力は衰えるどころかさらに強大な軍団となって反撃を開始。特に、総司令官のダース・ベイダーは反乱軍への復讐に人一倍執念を燃やしていた。

ルークやレイア姫は、残された部下と共に雪と氷に覆われた惑星ホスに秘密基地を建設し、そこで次なる手を練っていた。


『帝国の逆襲』


前作から3年の月日で製作された今作では、序盤からドキドキさせられる展開の連続でSF特有の社会的・文化的・技術的な要素を元に作品の世界観を存分に味わう事ができます。

今作で初めて登場する伝説のジェダイマスターであるヨーダ。ルークはこのヨーダから特訓を受ける事になります。スターウォーズの世界で重要なエネルギー体となっている『フォース』ですが、空気の様な存在なので目で見る事は出来ません。しかし、単なる空気ではなくエネルギー体なのでそれを敏感に感じ取り操る事が出来る者が存在します。

エネルギー体であるフォースを自らの力として、物に直接触れる事なく動かしたり予知夢の如く未来を見通せたりもします。また相手の考えを読み取り想いを伝え心を操ったりとメンタル面のコントロールと、並外れた身体能力を発揮しフィジカル面でも信じられない程の効果を生むのです。

他は作品を通じて知って頂けたらと思いますが、シリーズを通して1番重要でありながら1番理解し難いのがフォースと呼ばれる『力』なのかなと思います。

多くの登場人物の相関図が次々と顕になる今作で、心を鷲掴みにされる方も多かったでしょうね。

May The Force Be With You ...
8さん

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