Milan

反撥のMilanのネタバレレビュー・内容・結末

反撥(1964年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

かなり好きかもしれない。

とても描写が丁寧だった。

ひび割れが何度も出てきてどんどん壊れていく

最後の家族写真でゾクッとした。

幼いキャロルの睨むような目線の先には父親。
2人だけがライトに照らされ、それ以外は×をつけられて浮かび上がっている。

外見が美しいがために、幼い頃から父親からも性的虐待を受けて育ち、男に対して恐怖を抱きながら生きてきたキャロルということが分かった。

右目のアップから始まり、右目のアップで終わる。
キャロルの狂気は右目に宿るのか。
Milan

Milan