陰陽

反撥の陰陽のレビュー・感想・評価

反撥(1964年製作の映画)
4.4
社会的感覚から接する女性の返答や反応は全てが不発に終わり、あの女は一体なんなんだ、どうやったらあの女性を振り向かす事ができるのか、そんな女性が帰路につき全てのプライバシーが保護される自宅での過ごし方へ。
自宅でも彼女が抱く男への像は何も変わらない、私のコップに姉の彼氏の洗面道具が入っているのが汚い、捨てる。まあなんだかここまでは許せそうというか、理解はできるし、夜中に聞こえる姉と彼氏とのセックス音に腹が立つのはもちろんだ。
姉と彼氏がイタリア旅行へ、姉の長期不在を嫌がる彼女。本当に姉のことが好きなんだろう。姉は作りかけのうさぎの料理を置きっぱなしにしていく、映画を通してこのうさぎ料理は、めっちゃ強いアクセントになる。
家に1人残された、彼女は精神的に抱えてる病が存分に映像としてあらわになる。
3日ぶりに行った仕事。お客様のおめかしの手伝いの際に、爪切りで皮膚を切って大出血させ、早退するバックの中身を除くと、臓器かなんかが入っとる。
引きこもり生活数日目に登場してくれる男2人、一件2人は光と闇。一方は見方を変えれば王子様のような存在になりかねない。でも、小島よしおバリのそんなの関係ねぇー2人ともわっしょい。
怖すぎやろ
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