TVSFコメディ『バッテンロボ丸』の劇場版。
バッテンロボ丸がナナコと夕ご飯をビーフカレーかビーフシチューするかでケンカして、宇宙に帰るが、ロケットが燃料切れになり、墓場に墜落してしまう。そこで友達になったおばけたちが行き場のないのでカリントニュータウンに招待するロボ丸。カリントニュータウンはロボットや恐竜が共存しているのだが、さすがにおばけたちまで受け入れられるほどの許容はなかった。おばけたちのイタズラに怒った町の人たちはスーパーマン、鞍馬天狗、ターザン、忍者、軍隊などに変身して取り締まり出す。最後は反省したおばけたちがカリントニュータウンを去っておしまい。ってなんじゃこりゃ～？　脚本：浦沢義雄（構成：大和屋竺）なのでひたすらシュールだ。面白いことは面白いのだが、疲れる。よくぞこれを劇場で公開したものだと感心した。本作もまた異色であるが、東映特撮作品の１本であろう（笑）。

2013年 鑑賞
東映不思議コメディーシリーズの1作品。
ロボ墓場的なシーンで、あのロボが捨ててあるんだって。

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DVDにて。世代的にロボコンよりもロボット8ちゃんよりもドンピシャなんだよね。
そして、改めて見直したらこんなにアバンギャルドな作品だったかなと感嘆した。なんかもう作品の雰囲気が全体的に凄いっす！

カリントニュータウンで正義の味方を自称するバッテンロボ丸。
友達のナナコちゃんと喧嘩をしちゃって宇宙に帰る途中、落っこちてお墓に辿り着く。

お墓のお化けと彼らの友達ユメコちゃんとカリントニュータウンに戻るロボ丸。人間とロボットと恐竜がいる町だからお化けが居ても良い、という凄いロジックだ。

お化けが住み着くと元の住民とトラブルが。住民が何故か忍者や鞍馬天狗やスーパーマンの格好でお化け等と争う。
もう何がなんやら（笑）。展開がカオス過ぎるだろ！

ドタバタギャグにシュールさも拍車をかけ、とにかく世界観がブッ飛んでる。こんなに面白かったかな？

今テレビで放送したら相当話題になるんじゃないかな？
この手のマスコットキャラが居候する不思議コメディー系の作品を、ぜひ今の時代にも作られて欲しいと思う。絶対に需要があるよ！

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