おでん

悪い種子(たね)のおでんのネタバレレビュー・内容・結末

悪い種子(たね)(1956年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

サイコスリラーの傑作だと思います。開幕から続くピアノも効果的で、ラストに向けて破綻していく演出がよかったです。ローダは一貫して純粋で、それが夢に出てきそうなほど怖かったです。

作品の中では肯定も否定もされていませんが、中盤の「生来、罪や自責の念のない犯罪者がいる」という台詞は、現代のドラマでも題材にされた事もあり(遺伝とは無関係)、60年以上前の作品ですでに取り上げられていたことに驚きました。
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