囚人13号

第九交響楽の囚人13号のレビュー・感想・評価

第九交響楽(1935年製作の映画)
3.0
少年の親権をめぐる複雑な男女関係という、しっかりメロドラマやってて驚いた。オペレッタというより舞台上の演奏/歌唱シーンが長くて、品が良くても冗長なだけでは当然退屈。後にキャメラマンが変わってから、物語に見合った格調高さが生まれるのか(ラストカットは今までの話が吹っ飛ぶくらい良かったんだけど)。
舞台上の芝居と外の現実をアクション繋ぎする編集はふざけてるのか知らんが、音がブツ切りになってて下手というか怖い。
囚人13号

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