とある事件をきっかけに広場恐怖症を患っている犯罪学者をシガニー・ウィーバーが演じている本作!
過去の連続殺人事件を模倣するコピーキャットを追う警察との攻防を描く。
アクション映画ではないので爆発やらカーチェイスやらはありませんが渋い味の一本。
犯人が警察よりも一枚も二枚も上手という設定で、警察は完全に後手後手。
自宅に居るシガニー・ウィーバーが、殺された死体を見て安楽椅子探偵よろしく「これは殺人鬼〇〇の手口ね」とか言うばっかりが続く。
個人的にはちょっとずつでも犯人を追い詰めるような展開の方が好みだなぁと言うのが正直なところ。
「ダーティハリー」的な犯人の素性も語られない感じも好みではないです。
一応緊張が途切れないように犯人がシガニー・ウィーバーの家に侵入してきたりとスリラー的な展開も用意されていますが別に…と言う感じ。
「腕を打てば銃を落とすわ」の伏線を綺麗すぎるほど、もうホントきれ〜に回収していく展開は良いんですが、途中の警察署内の出来事は今回の事件関係ないし、やや展開の下手さを感じちゃいましたが…
まぁミステリとしてはそこそこな出来かなと。