ウルフガー

JAWS/ジョーズのウルフガーのレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
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公開時に劇場で鑑賞。これが私の映画原体験と言ってもいい映画。厳密にはもっと前から映画観てたと思うけど初めてめちゃくちゃ面白いと思い劇場で観たのだが親父にもう一度観ようとまで言った。当時小学一年生。字幕もろくに読めてなかっただろうにそれでも面白かった。

定期的に何度も観てるけど飽きたりちゃちく思えたりすることが無いというのも特筆すべきことで、サメが襲ってくる映画だけど後半の三人が海にサメ退治に出る冒険映画的展開がこの映画のキモだからだと思う。とにかくワクワクする。脚本がいいのもある。しょうもないセリフがない。

船に乗ってるから安全と思いきや、ジョーズの巨大さを見せつけられ、クイントがやられ船が傾き次第に浸水し、とジワジワ追い詰められるクライマックスが、ギリギリの状況を「絵で見せる」ことにこだわったスピルバーグ演出の白眉だと思う。傾いたマストによじ登っての対決とかこれ以上の構図はない。天才。
(過去鑑賞)
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