アマゾンプライムにて視聴。着想や全体に漂う特撮映画感、主人公のクズっぷりは楽しめたがちょっと期待しすぎたか。絶対面白いだろという導入部に対して事が起こってからの会話とかがなんかギャグのセンスがあまり合わずに失速も感じた。宇宙会議あたりは最高の映画だろこれって感じだったのにな。
でもまあいろんなキャラが丁寧に作り込まれていたり回想シーンの力の入った特撮とか楽しい場面はたくさんある。特撮っぽさというのはもっと暗くして見えなくしたらリアルになるのに、せっかく作ったんだから見えなかったらもったいない、明るいところで戦おう的な考えからくるものなのだなと思ったりした。
ほんのちょっとの匙加減なんだけどたぶんゴアマン自体がちょっとお茶目な感じを出しすぎていて、そこが私に合わなかったんだと思う。もちろんそういうところも含めて往年の特撮リスペクトなんだろうとは思うが。チープさとかは全然気にならないんだけどなかなか難しいものですな。
