ウルフガー

哀れなるものたちのウルフガーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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劇場にて鑑賞。面白かった。こんなに面白いとは思わなかった。もっと頭でっかちな内容かなと警戒してたけど普通に娯楽映画だった。残酷さとユーモアのバランスというかその相乗効果が良いね。初めてマーク・ラファロを上手いと思った。

本当、エマ・ストーンが大喜利で難しいお題に答えるだけのような映画だったら嫌だなと思ってたけど上手いことテーマ性をストーリーの中に落とし込んでいて一人の女性の数奇な運命を描いていて面白い。これもう石井隆の映画だよと思ったな。

残酷なことに満ちた映画だけど、一番残酷だと思ったのベラが去った後で二号が造られてるところだよね。あれは痛ましかった。彼女にはストーリーさえないのだ。
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