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JAWS/ジョーズのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
3.8
当時27歳のスティーヴン・スピルバーグが監督した大ヒット海洋パニック。
スピルバーグが世界的に有名になった出世作。
原作はピーター・ベンチリーのベストセラー小説。
音楽はジョン・ウィリアムズ。
アメリカ東部の海水浴場に現われた巨大な人食い鮫の恐怖と鮫退治を目指す男3人の死闘を描く。
原題:Jaws  (1975)

米国ニュー・イングランド地方、アミティ。
海水浴場で泳いでいた若い女性が海面下に引きずり込まれ命を落とす。
警察署長ブロディ(ロイ・シャイダー)は検視で鮫による被害だと知らされ、遊泳禁止にしようとする。
ところが、市長(マーレイ・ハミルトン)らは海水浴客が来なくなり観光収入が減ることを心配して反対する。
少年や地元の漁師が鮫の犠牲になっても、市長は海開きを強行し、大惨事に。
海の苦手な警察所長のブロディは、意を決して、海洋学者フーパー(リチャード・ドレイファス)、鮫狩りの専門家クイント(ロバート・ショウ)とクイントの船に乗り込み鮫退治に挑む。
やがて、3人の想定を超えた巨大なサメが海上に顔を出す…。

"体長25フィート(約7.6メートル)、体重3トン"

「激突」で相手の姿や顔を見せないことで"恐怖"を描いたスピルバーグは、本作(の前半)では、鮫が近づいてくることを音楽で表現して恐怖感を煽っている。
後半は個性の異なる3人がサメ退治をするスペクタクル劇だが、今では少し古めかしさを感じるのはやむを得ない。
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