このレビューはネタバレを含みます
なかなか!
序盤からリンカーンライムシリーズかと思うほどの凝った殺人方法と残虐さ。しっかり心を掴んで離さない。
そして増えていく犠牲者と絞り込んでいく犯人像。ちょっとついていけないところもあったけれど、相棒が死ぬとか、最後は主人公が危険に晒されるとか、ちやんと王道を行く。こういう忠実なのもいいよね。
最後の芝刈り機がちょっとズサンだし、すぐに彼女の自宅とバレてしまうのもよろしくはないし、FBIのバッジを見せるとか、ラストに行くに従っておざなりになってしまうのがいただけないけれど、充分サスペンスだった。