実話ベースだからか映像は全体的に地味。
とはいえそれなりに派手な悪魔祓いをするので、最後にテロップで「この二人マイケルとルーカスはこの後うんぬん」と急にノンフィクションを入れてきたのに違和感。
エクソシストの悪魔祓いというより、師匠と弟子の成長や信仰についての物語。
主人公が悪魔憑きは精神病ではないかと主張するので、「本当に悪魔はいるのか、それとも心の問題なのか」というテーマかと思いきや、結論は「悪魔はいる」に落ち着いたのが予想外…。もちろんキリスト教を扱っているので「悪魔が実在する」という設定なのは当たり前なんだろうけど。
アンソニー・ホプキンスが豹変して子供を振り払うシーンがぞくっとした。
