けーすけ109

風が吹くときのけーすけ109のレビュー・感想・評価

風が吹くとき(1986年製作の映画)
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片田舎で穏やかに暮らす老夫婦
淡々と粛々と日常のルーティンをこなし
静かだけども心地よい、、そんな生活


唐突に告知される爆弾投下予告
胡散草さを醸し出しながらも
政府の約束事は渋々ながら守ってるやるか
一時的な風が収まればまた日常が来るだろう
こんな時でもルーティンは欠かさない


そして訪れる投下の時
事は起きながらもその事実を何となくでしか
受け入れられない2人がいた
シェルターの外には出ない
48時間は中に居なければ行けないと
政府が言っていた


生活必需品が尽きてきた
シェルターの外は荒れ廃れていた
水もガスも電気も止まった
体に異変も出てきた
それでも日常のルーティンはこなす
それが流儀ってものだから


何処か遠くの町の話のような
現実に直面しても
やっぱり受け入れられない私がいる
しかしながら目に見える異変がゆっくりと近づく
もう駄目なのかもしれない
けれどそこは気丈に振る舞わなければならない
ルーティンを崩すという事は
それは日常では無くなるという事だから
けーすけ109

けーすけ109