風が吹く以前も以後も2人は日常を過ごしていた。戦争に駆り出され日常が非日常に変わった前の戦争とは全く違う。日常が静かに暗く沈んでいく恐怖があった。
2人が支え合い、許しあっていることだけが救いだった…
最後の方は2人とも無知であることを装っているように見えた。しかしもし仮に放射能の危険や非常時の対策を知っていたとして、果たして彼らは生き延びられていただろうか
立体的な画面の動きや挟まれる立体映像…
「核爆弾投下 × ほんわかした絵のタッチのアニメーション」
このミスマッチさが余計に恐怖を感じる。日に日に体の変化が出てくるシーンは観ていて苦しくなった。直接的なグロさはないが、再鑑賞は暫く先になり…
冷戦時代。イギリスの片田舎に住むある老夫婦は政府から配布されたパンフレットを参考に、来たる戦争に備えることに…。
手作りの核シェルターは私たちにとってはお粗末なもの。無知な夫婦なのかと思ってしまう…
国や権威や多くの同意を得ているものからの情報にはすがってしまう、頼りにしてしまう。
夫婦は無邪気で無知にもみえるけれど、単にそれだけじゃなくて、明るく生き抜くために、日常を続けようとしているふうに…
ぐおあああああああああツライ!!!
夫婦の無知さもやばいけどもう絶対に救いない感じが始めっからわかってる上でやっちゃいけないことやりまくってジワジワ死んでいくのに最後まで盲信的に政府と神を信じてるの…