Toineの感想文

アウェイクニングのToineの感想文のレビュー・感想・評価

アウェイクニング(2011年製作の映画)
3.8
【あの時のままの君と記憶にかけられた鍵】
幽霊否定派が依頼された少年の霊の謎を追う中で解き明かされるある秘密。
みたいな作品でした。

イギリスの曇天。
寄宿舎の広いお屋敷。
屋敷内に飾られたカラヴァッジオの『ホロフェルネスの首を斬るユディト』の絵画。
好き好き大好き。
Filmarksさんに「アザーズ(2001)」と似ている作品として掲載されていただけあってロケーションも雰囲気も最高に良すぎる!

結局そっちの展開だったんかい!っていうどんでん返しもちゃんとあるし、幽霊は居るんだよという方向への持って行き方が凄く好きです。
ただラストはトムくんの願いが叶うルートであって欲しかったな。
あんな可愛い子が悲しむ顔は見たくなかった。

レベッカ・ホールさん始めキャストも素晴らしいのですけど個人的にはやはりトムくん役のアイザック・ヘンプステッド=ライトさんが可愛すぎて発狂。
ぶっちぎりで優勝でした。