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パルプ・フィクションのKaZuiのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.9
💬監督として映画を作るのは10本でやめるとするクエンティン・タランティーノ監督の第2回作品。この映画を一言で紹介するならこんな感じ。「悲劇はトイレから起こる」。なんとも伊坂幸太郎小説の書き出しのような文章を書いてしまった気がするのだが、作中、ヴィンセント・ベガ(演:ジョン・トラボルタ)がトイレに行くと大抵良くないことが起こるのだ。タランティーノ作品特有の空気感とダラダラと続く会話が妙に心地良い。ギャングのボスであるマーセルス・ウォレス(演:ヴィング・レイムス)を中心に、プロローグ、エピローグを加えた5つのストーリー、15のパートによって展開する。物語が進んでいくごとに作品に慣れていき、どんどん引き込まれて終盤にはもう目が離せなくなる。

初鑑賞:2021年7月25日
鑑賞方法:Blu-ray
2021年181本目。
7月23本目。

🗣ユマ・サーマンが寝転んでタバコをもっているポスターが有名ですね。実は初鑑賞でした。Blu-ray買ったけどずっと観れていなかったもののうちのひとつ。ストーリーが進むうちにどんどん作品が好きになっていきました。マーセルスとブッチの話が好き。
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