殺し屋や裏の世界のそれぞれの人物たちが織りなすオムニバス的ないくつかの物語。
繋がりがあると分かった瞬間の気付きが楽しい、映画としての構成も当時は斬新だったのだろうか。今ですら時々は見かけるもののここまで綺麗でひとつひとつが見ていて飽きない、それでいて全てが全く違ったストーリーで楽しませてくれる。
あらすじが上手く表現できなくて力不足を感じています…。それくらい、たくさんの魅力と、色々な側面を持っている映画。
や、待ってーー面白すぎる…。
飽き性の自分の為にあるのかと思うくらい早い展開も目まぐるしく変わる物語も、主人公も、全てが素晴らしい、完璧、目が離せない！
とにかく最初の強盗カップルのチグハグな会話から何だろうと思わせて、からの急展開、そこから更にスピード感のある聞き覚えのある音楽とオープニングで一気に映画の世界に惹き込んでくれる。とにかくワクワクさせてくれる。
なんといっても前半のミアとヴィンセントのダンスからの彼女が死にかけるシーンは、画面的な美しさも考えられた画角も物語も素晴らしい。
いろいろな物語を見せられているうちにそれぞれのキャラクターが掴めてきたところでそれぞれの人物も好きになってくる。バラバラの時系列で混乱しつつも、途中で死んじゃったりしてたけれど。笑
つい何周も見たくなってしまう映画。
伊坂幸太郎で引っかかった映画だったけどなるほど理解。
本当に面白かったー！こういう映画がたくさん見たい。
