このレビューはネタバレを含みます
『ヤエ』と、『キヨ』の、同性愛に近い、友情と、『アワジ』、『タカオ』と、続け様に、同じ人を、好きになると言う、皮肉が重なり、強い絆で、繋がりながらも、憎しみ合うという、『ヤエ』と、『キヨ』の、複雑な心境を、描いた作品となっていて、切なくも、悲しい映画となっている。その上、『キヨ』が、『アワジ』との間に産んだ子、『ミツオ』が、絡み合い、『ヤエ』には、『ミツオ』が、『アワジ』と重なるように、なっている。その上、学生運動時、『ヤエ』の、恋人だった、『アワジ』が、『キヨ』を抱き、現在になって、『キヨ』の、恋人だった、『タカオ』が、『ヤエ』を抱くという、皮肉な上に、皮肉が、重なり、運命の歯車としか、言いようがない。最後は、『クローン病』で、『ヤエ』が死に、『キヨ』の、悲痛な悲しみで、終わる。『ヤエ』は、『クローン病』と分かっていたが、それでも、悲しい。それだけ、２人の絆は、強かった・・・・。
