小中学生の時に観たらきっともっと楽しかっただろうと思う、ジュブナイルな娯楽映画。松たか子さんの、そこまでやるか!というお嬢様コメディエンヌっぷりがとっても楽しく、その上とってもお美しい。(「無礼者!」のシーンは要らなかったけど…。)さすがお嬢様を地でいくだけあって、高嶺の花的な距離感のある松たか子に対し、天下の共演者キラー(私見)金城武がしもべになり下がってる感じがなかなかよい。それなのに、ヨーコなんて呼び捨てにしたらダメじゃんね(笑)
楽しくてカッコいいおじさんヒーローK-20は、子供向けバージョンの金城武。身のこなしが軽いのは知っていたが、アクションをどこまで本人がやっているのかはよくわからず。1949年、第二次世界大戦がなかった日本という設定の美術とCGがリッチで凝っててよかった。エンディングのオアシスもリッチ!