じゅん16g

ピンポンのじゅん16gのレビュー・感想・評価

ピンポン(2002年製作の映画)
3.0
松本大洋原作の漫画作品の実写版。

卓球が好きな幼馴染の高校生、星野(ペコ)と月本(スマイル)。
二人は実力はあるものの部活でも浮いた存在だったが、それぞれに挫折を経験して成長していく…というような話。

数年前にやっていたアニメは観ていたが、実写版は初めて。
若かりし頃の窪塚洋介はやはり光っている。
ペコの口調など独特な世界観はあるものの、決して無理はなく違和感を感じない作りになっている。
そしてスーパーカーの楽曲が作品によく合っていた。

原作、アニメ、実写版とそれぞれの完成度が高いというのは珍しいのではないだろうか。

井浦新が爽やかな役しているのが新鮮だった。割とどぎつい役多いイメージが強くて。幼少の染谷将太も少しの出演時間ながら存在感が凄い。