トトCINEMAライフ

ヒトラー 〜最期の12日間〜のトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.8
30歳過ぎて転勤族をきっかけに、まだ映画ファンになりかけで、あらゆるジャンルの作品を見漁ってた頃に観たが、そんな映画への審美眼がまだ浅い自分にでもヒトラー役のブルーノ・ガンツの熱演は目に焼きついた!
それまでは生活と仕事に追われ、たまのドキュメンタリーでしか目にせず、ただ「独裁者」という怪物の歴史の最後が鮮烈なドラマになって蘇ったのを今でも覚えている

ドイツ敗戦確実の土壇場でも総統ヒトラーに忠誠を続け戦う少年兵らに将校が撤退を諭すシーンはずっと心に残っていた…

戦争の悲惨さはもちろんだが、ヒトラーの行った独裁とその周辺の人物達に洗脳された国民の末路は悲惨そのものであり、まさにこの世の終わりを思わせるものであった

そして現代日本は自公政権がそのヒトラーの独裁手法を真似て、コロナ禍に乗じて(大日本帝国回帰)を図ろうとしている…この秋、政権交代しなければ日本は同じ道🔥

2021/913 BSプレミアム放送にて約17年振りに再見